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新潟県魚沼産コシヒカリ

 ◆新潟県魚沼産コシヒカリとは

魚沼産コシヒカリ:にいがた本高砂屋 現在コシヒカリは日本全国で栽培されていますが、特に新潟県魚沼産コシヒカリはおいしいと言われています。魚沼産コシヒカリは他の産地で栽培されたコシヒカリに比べても粘りがあります。また、お菓子にした際には、口当たりが良くもちっとした魚沼産コシヒカリで無ければ出ない食感をお楽しみ頂けます。

魚沼産コシヒカリ:にいがた本高砂屋 魚沼産がおいしい理由は、魚沼の地がおいしいお米を作る環境に適しているからです。魚沼地域は盆地のため、夏は高温、冬は寒く豪雪になります。豪雪地帯であるため山に降り積もった雪が春から夏にかけて溶け、伏流水となり水質の良い軟水が田んぼに供給されます。それに加え、昼と夜の気温差が大きく稲のデンプンの消耗が少ないため、大粒の良質米ができると言われています。このように、魚沼でしかできないおいしいお米が育つ環境が整っています。

 

 ◆魚沼産コシヒカリの歴史

魚沼産コシヒカリ:にいがた本高砂屋 コシヒカリは昭和20年代に新潟県で第1代が育種されました。当初、収穫量の多さが重要視されていた時代で、茎が弱くいもち病という稲にとっては致命的な病気にかかりやすい性質があり生産性も高くなく、どこの県からも注目されませんでした。それでも新潟の農家は『生産方法を工夫して克服できる欠点は大した欠点ではない』『近い将来、米の味の方が重要となる時代は来るはずだ』と粘り強く研究を重ね、昭和31年品質も良く、いもち病にも強いコシヒカリが生まれました。
コシヒカリは、『越後に光り輝く』という願いを込めて付けられた名前だと言われています。新潟県民の辛抱強さ、努力があったからこそ今の魚沼産コシヒカリは品質も良く、おいしいと全国から高評価を受けています。

いもち病…昔から恐れられてきたイネの三大病害の1つで、稲の葉や茎が変色し、穂が実らなくなる病害です。

 

 ◆米粉の特徴

魚沼産コシヒカリ:にいがた本高砂屋 「米粉」は従来粒子が大きくパンやお菓子に用いることが難しかったのですが、新潟県で開発し特許を取った製粉方法により、粒子がとても細かく扱いやすくなったため、現在全国的に注目されるようになりました。
小麦よりタンパク質の量を多く含み、栄養価が高いのに低カロリーです。
中でも魚沼産コシヒカリ粉はお米の自然な甘さが感じられ、しっとりもちもちした口当たりの良い食感がお楽しみ頂けます。

当店では魚沼産コシヒカリを含む新潟産コシヒカリの米粉を使用しております。